【講話】夏休み前校長講話
2026-07-24校長先生から
皆さん、こんにちは。
明日から夏休みとなりますが、私は、4月から今日までの皆さんの取り組みに、まず感謝したいと思っています。理由はいろいろありますが、最初に北海祭についてです。今年は体育館が使えないという大きな制約がありました。しかし、生徒会執行部のリーダーシップのもと、皆さんは新しい発想で挑戦を重ね、北海祭を成功へと導いてくれました。各クラスがそれぞれ知恵を出し合い、協力して北海祭を大いに盛り上げてくれたことを、私は心から誇りに思っています。
そして今日この後にも全国大会の壮行会がありますが、各運動部の皆さん、とくに三年生諸君、高校生活の集大成として最後まで北海生らしく、全力で挑戦してきた姿勢に心から敬意を表します。
そのような中、野球部は二年連続の甲子園出場をかけ、エスコンフィールド北海道という特別な舞台まで勝ち上がり、学校としても全校応援という貴重な機会を得ることができました。試合は惜しくも敗れ、涙を流す選手たちの姿がありましたが、それは最後まで仲間を信じ、自分の力を出し切った証であると私は思っています。また、野球部員の姿から、勝敗を超えて大切なことが教え、伝えられたと感じています。それは、挑戦する勇気、人を応援することの尊さ、そして最後まで諦めず全力を尽くすということです。その経験はプレーヤーのみならず、応援する立場にある者にも、これからの人生を力強く生き抜いていく糧となりヒントになるものであつたと強く感じています。全校生徒の皆さん、本当によく頑張ってくれました。ありがとう。
さて、もう一度北海祭の話に戻りますが、今回のテーマは、「結論からいうね。それ、北海。」という言葉でした。これは全校生徒の投票によって選ばれたものですが、私は、この言葉は北海祭だけのものではないと感じています。困難があっても知恵を出し合い、仲間を支え最後まで挑戦する。そんな皆さんの日常の姿すべてが「それ、北海。」であると思っているからです。そして、その挑戦の積み重ねこそが「百折不撓」です。あとは、個々の目標を明確にして更なるレベルアップに努めてもらいたい。そう願っています。
夏休みが明けると今度は文化部の活躍の季節になります。そして、全校生徒一人一人が、自分の進路や生き方に向けて挑戦する時期を迎えます。ぜひ皆さんには、自分の人生に対しチャレンジャーとしてあり続けるためにも、この夏を有意義に過ごして欲しいと願います。
私は、自分を成長させるための要素の一つに、「幸せに生きる力」というものも必要だと常々感じていますが、「幸福」というものを学問として研究している人の書物にこうありました。「幸せな人は、いいことが起こるから幸せなのではない。どのようなことであっても、起きた出来事の中に、良い意味を見出せるかどうかで幸せは感じられる」。そして、そのために必要な四つの行動についても共感しました。
一つ目は、「やってみよう」。自分から一歩踏み出すことです。
二つ目は、「ありがとう」。感謝を忘れず、人とのつながりを大切にすることです。
三つ目は、「なんとかなる」。失敗を恐れず、前を向いて挑戦を続けることです。
四つ目は、「ありのままの自分」。人と比べ過ぎず、自分らしさを大切にすることです。
三年生の皆さんにとって、この夏は進路を左右する大切な時間となります。一日一日を計画的に積み重ね、自分を信じて努力を続けてください。また、全国大会に出場する皆さんは、学校を代表する誇りを胸に、結果だけでなく、自分らしい挑戦をしてきてください。
そして、一・二年生の皆さん。この夏は、自分が何に興味を持ち、どんな人生を歩みたいのかを考える夏にしてください。本を読んでみるということも新しい挑戦の一つです。多くの人や自分には無い考えに出会う。これらの経験が、皆さんの未来の可能性を今より大きく広げることができます。
夏休みという時間は誰にも平等にありますが、その時間をどう使うかでその後の自分が大きく変わります。
ぜひ、「やってみよう」「ありがとう」「なんとかなる」「ありのままの自分」。この四つを意識して過ごすとともに、挑戦する人を応援し、自分も挑戦する人であり続ける。皆さん一人一人の挑戦が、「百折不撓」の北海をつくります。この夏、「それ、北海」から「これが北海だ」と自分自身で胸を張れるようになることを、心から期待して今日の私の話を終わります。












